こんにちは
3月にインドから帰って間もなく、一週間の長期瞑想に出かけたりしていたら、もう一ヶ月たってしまいました。旅行の記憶もだいぶ薄れてきて、写真だけでもアップしなきゃと思いつつも、今日は違うネタで(笑)
ある方から依頼があり、3月中に2回、某大学でフリダヤ瞑想中の脳波を測定してきました。10日ほど前に測った2回目のときのことです。
例によって、装置をつけた瞬間からアルファ波出まくり、瞑想中はアルファ全開、瞑想後は目を開けていても出ている(普通は出ないそうです。)状態でした。これはいつもの通りです。今回のネタは脳波の話ではなく、そのときの内的な体験です。

某大学で脳波計測中。周りは工事の人だらけ(笑)
通常、このような実験は閑静な条件を整えた室内で行うのが普通ですが、ちょうどその日が室内工事の日と重なってしまい実験室が使えず、工事の音と、作業員の声(怒鳴り声に近い)と、たくさん人がいてざわついている室内で測定することとなってしまいました。(このような環境中でリラックス状態を示すといわれるアルファ波が出ているのも面白いですが。)
装置をつけて目をつぶったら「ああ、うるさいなぁ」という感じでした。
しかし、瞑想に入った瞬間、部屋全体が急に静まりだしたのです。作業員も口数が極端に減り、しゃべったとしてもヒソヒソ声、部屋にいる人もほとんどしゃべらなくなり、工事自体もあまり騒音を鳴らさないようにそっと作業をしているかのようでした。
その後、瞑想から出てきたら(まだ目を閉じている状態)、また部屋がざわつき始め、目を開けて完全に瞑想から出てきたら、元の騒音に戻ってしまいました。
瞑想中に寝たりして気づかなかったというようなことはないです。それが証拠に、誰が、どのような内容を、どのような声で、誰ににしゃべっていたか、はっきりと認識していました。(後で確認しました。)また、部屋の片隅で実験していたので、他の人々が実験を気にかけていた様子もありませんでした。
明らかに、瞑想が部屋中に影響を与えていました。
いつも思うことですが、そして体験することですが、瞑想中の静寂の力は周りに影響を与えます。それは、時にはとんでもなく遠くに影響を及ぼしたりします。というか、普通の体験としてそういうことが起き始めます。
例えば、家族の中に一人でも瞑想実践者がいれば、その家族全体が変化します。また、その影響が遠く離れた親戚縁者に影響を与えることもよくあります。血縁者に限らず、グループの中に一人でも瞑想実践者がいれば、グループ全体の雰囲気が変わってきます。瞑想を習いだすと、昔の友人などから思いがけない連絡があったり、街中でばったり会ったりという体験はよくみられます。どれも瞑想実践者にとっては、ごく普通の体験です。
そしてそのほとんどは、ポジティブな変化です。良くなっていきます。
フリダヤ瞑想による日々の静寂の経験は、肉体と魂を満たす体験です。毎日続けていくことにより、心の底から満足感がわきあがってきます。そうすると、常に満たされているという感覚が自分の中に構築され、他のことで満たす必要がなくなります。例えば、必要以上の贅沢や、名誉欲などとは無縁になっていきます。社会不安を煽るようなニュースにも影響を受けなくなってきます。
そうなると、その人は周囲に静寂と満足感の芳香を放ちだします。人は、心から満足している人を感じると、その存在に心惹かれます。それは、その存在そのものというよりは、放たれる静寂と満足感に惹かれ気になりだすのです。こうして、周りに影響を与え始めます。
瞑想中に周りに与える影響はもっとダイレクトです、静寂を周りに放射すると、人は無意識にその静寂の持つ力に惹きつけられます。そしてその影響により、意識が落ち着きます。それが、上に書いた先日の私の体験でした。
このように、フリダヤ瞑想の実践は、自分自身の向上だけでなく周りの人にも影響を与えます。これが、フリダヤ瞑想で経験する「
静寂の力」です。